アウトドアローテーブルが出来るまで

アウトドアローテーブルの製作過程をご紹介します!シンプルでぬくもりのある無垢材の折り畳みテーブルが出来ました。一家に一台あると便利ですよ~。この機会に是非。

by Sougaku Product

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アウトドアローテーブルが出来るまで

編集日時: 2017/10/24 17:00

以前のローテーブル以来、ようやく次のローテーブルができました。

せっかくなので、今回は製作過程をご紹介~。

確か、モノ作りにストーリーがあるとグッと魅力的になるよ的な話を聞いたことがありますね。

ウム。いいことだ。

 

工場をウロウロして材料を探します。

今回も基本的にケヤキで作りたい。なぜなら頑丈だから。

 

↓ ハイ発見~。すぐ発見~。

当社にはやたらケヤキの端材があるので、大概ケヤキで作ります。

テーブル然り、スツール然り、表札然り、刻字然り。

建築に使うには大体長さが足りないので端材扱いになってしまうんだなぁ。

 

ハイハイ、加工していきますよ~。

図面は私の頭の中にしかないので、イメージの寸法に必要数を切り出していきますよ~。

こんな感じに ↓

 

板を引き割って棒を作り出していき、大きさを合わせます。

これを「分(ぶ)を合わせる」と言います。

大工なので基本的に尺貫法です。その単位の何尺何寸何分からきています。

ちなみに1尺は約30.3㎝、1寸は約3.03㎝、1分は約3.03mm。

6尺で約1.82mで、これを1間(けん)と呼び、畳の長い方向とほぼ同じ長さですね。

6尺×6尺、つまり1間×1間の平面が1坪(1.82m×1.82m=約3.3㎡)ということになります。

部屋の入口は、ほとんどが柱の芯と柱の芯の寸法が3尺。

なので、建築用の木材としては3尺がほぼ最小の寸法となるので、それ以下が端材になりやすいわけですな。

 

余談でした。

 

切り出した棒はテーブルの骨組みになります。

今回は脚は8分角にしてみました。約24mm。ベースは1寸2分の背に8分の厚み。約36mm×約24mm。

ケヤキなのでもう少し細くても丈夫だけど、元の板に厚みがあったのでなんかもったいなくて。

 

長方向のベースに欠きを入れて、短方向の棒とはめて、ビス止め。

そしてベースと脚に8mm径の穴をあけて、ケヤキで作った丸棒を打ち込み、開閉ギミックとします。

脚にも欠きを入れておいて、左右の脚同士を突っ張るように中に棒を入れるわけです。

まぁこんな感じですね ↓

 

んで、脚を開きますとこうです。 ↓

 

脚の開きは大体105度くらいかな。

地面に接する部分は平らに設置できるようにカットし、面取りしました。

下の部分の横棒は、補強でもあり開くときに掴める部分でもあり。

脚の上部分の横棒をきつめに入れてあるので、閉じた時にパタコラパタコラしません。

あれイヤじゃん?せっかくコンパクトになってるのに持ち上げたときにパタコラするのイヤじゃん?

だがしかし!

開閉時に擦れてギィ~っと音がします。それだけがネックです。

気になる人にはおすすめできませんね・・・。

シリコンスプレーをシュッとかければ音は無くなるかもしれませんが、滑りが良くなってパタコラするかもしれません。

そこらへんはお好みで。

 

さて、そんなこんなでベースはいくつか出来ました。

続いては顔である天板であります!

 

今回も桐で作っていきます。この薄さの桐はまだ残ってます。

ただ、これは賛否あるところだと思います。

柔らかくて傷つきやすいので、テーブルの天板としてはあまり聞かないですね。

ただ、なんたって軽いのです。軽いは正義。

完成品を奥さんに持ってもらいましたが、第一声は「軽っ!」でした。

 

元はこんな薄い板。 ↓

すげー曲がってる・・・。虚や節も・・・。

なるべくそれらを排して、使える部分だけを吟味していくと、ほとんど材料が取れませんでした・・・。

まぁなんとか今回分は確保。

表裏を削ってきれいにして、全部同じ幅に揃えていきます。

この段階でサンドペーパーもかけて面取りもしておきます。

で、貼る。 ↓

 

 5mm程度の隙間定規を作りまして、1枚ずつ貼っていきます。

貼り方にも色々あると思いますが、今回も以前と同じくビス止め。

以前、ボンドとピンネイルやフィニッシュネイル併用式でも貼ってみました。

それだと仕上がりはとてもきれいなのですが、

天板をガッと持ってしまうとペコッと取れてしまうような気がしないでもない。

ビス止めのほうが時間がかかりますが、用途上、丈夫さをないがしろにできぬだろうということで。

 

貼り終えたところで、不揃いの板を切り落とします。 ↓

おー。

最初から揃えるのも手なんですけどね、一直線だと気持ちいいじゃないですか~。

 ま、一枚一枚の隙間の角をサンドペーパー掛けするのはちょっと大変。

どっちがいいんですかね。どっちもどっちですかね。

天板4隅は一応45度でカットしておきました。

安全のためでもあり、デザイン的なものでもあり。

 

 

さ、そんなこんなで出来上がりましたので、最後に仕上でございます。 ↓

 

天板の表面とサイドにミツロウワックスを擦り込んでいきます。

スポンジで伸ばして、乾拭きです。

う~む、イイ。憧れのミツロウワックス、イイ。高額商品、イイ。

これで水は弾きます。そしてきれい。そしてすべすべ。

 

 

軽いので持ち運びは楽ですし、屋外での使用には最適でしょう。

幅が93㎝。市販品だとなかなかこの幅はないみたいで、前回の物もサイズが好評でした。

複数人での使用に対応できますもんね。

畳むと厚さが4.7㎝。マジか!薄っ!

ぬくもりのある木目とシンプルな構造なので、屋内でも合いそうです。

ウチでも、同様のテーブルが子供の勉強のサブテーブルに大活躍してます。

 

使っていくうちに出来る傷を味として捉えていただいて、

少しずつ黒く変色していくエイジングも楽しんでいただきたいところ。

 

 

シンプルでぬくもりのある無垢材の折り畳みテーブルが出来ました。

一家に一台あると便利ですよ~。

この機会に是非。

アウトドアローテーブルが出来るまで

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