こんにちは!
夏らしい暑い日が続いていますね!
今日はとっておきの一点ものの浴衣シリーズを紹介したいと思います。
シックな色合いのこちらです!
一見、ただの少し変わった柄の浴衣に見えるかもしれません。
しかし、これは古着の浴衣の上から、’’注染’’という技法を使ってボーダー柄に製品染めした一点ものの浴衣です。
そして、去年は作らなかった商品ですが、一昨年作った際には好評を頂いた、
隠れ人気商品でもあります。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
’注染’’とは、、、
一般的に注染と呼ばれる、手ぬぐいや浴衣の和晒し注染から発展させた手法です。
注ぐ、染め、というように、染料を生地に上から注いで生地に染料を染み込ませて色をつけることからそのように言われています。
東京和晒や泉州和晒注染など各地に残り、明治時代以降発展し伝統工芸にも指定されている注染では柄を出すために、
渋型紙で糊おきして防染しながら染めるのに対して、こちらの商品の染め方は、金型を使って染め分ける手法で染めています。
浴衣を折りたたんだものに金型を押さえつけて、金型の上から染料を流し込んで生地に染み込ませ、下から余分な染料を吸い込む仕組みです。
一着ずつ多色の染料を流し込んで染めるので、色と色の境界が微妙に滲んで混ざり合うところが独自の表情となり、
表面だけではなく生地の裏側まで染まっているので、プリントにはない深い色合いになります。
たたんで染めることはまた、それを広げた時に柄がシンメトリックに並ぶことで独自の表情にもなります。
一着ずつ人の手で丁寧にたたみ、一着ずつ染め上げられた製品は二つと同じものはないスペシャルな一点ものの商品です。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
文章で説明すると、少し難しいので、Tシャツで同じボーダー柄に染めたものをご覧ください!
こんな感じでたたんで染められるんです!
そしてこの技法を浴衣のリメイクに応用しているのはおそらく、、、SUPER SEVENだけ!
メンズ、レディースともにバリエーションもたくさんあるのでSPECIALな一品を見つけてください。
小さめのサイズが多いので小柄な方にもオススメです。