江戸中期作の古典根付をご紹介します!

江戸時代に作られた希少な根付です。時代や国境を感じさせないスタイリッシュな紋様が異彩を放っています。現代のおしゃれにも引けを取らない、昔の人達の楽しみ方をご紹介いたします!

by ノスタルジア

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江戸中期作の古典根付をご紹介します!

編集日時: 2018/08/01 10:43

 

 

 

第一印象は「UFO?」と感じた根付です。とにかく形に魅了されました。よく見てみると、一体どうやって作ったのだろうと感心してしまうほど精巧な作りになっています。

楕円の原型をくり貫いて内側を空洞にし透かし彫りを施した「柳左根付」(りゅうさねつけ)という種類です。金属製で中央部分は象牙が留め具になっている粋なデザインです。

根付(ねつけ)は和装の際、巾着などの提げ物を帯から下げて携帯する時の留め具として用いられてきました。帯の下から上に紐をくぐらせて帯の上部に根付を出して使います。提げ物の紛失や盗難を防ぐ必要から作られました。
実用性だけでなく装飾性も重視され、様々な根付が作られてきました。
その芸術性の高さから海外でも高く評価され、浮世絵・蒔絵・根付の三つが日本の特筆すべきオリジナルアートだと評されました。

根付の起源は定かになっていませんが、江戸時代初期の風俗画などに根付が描かれていることから江戸時代には現在の形で根付が使われるようになっていたと言われています。

最初に根付を使用し始めたのは武士でした。武士は印籠を携帯していた為、根付は必需品だったのです。
その後商人や庶民が煙草を吸うようになり、煙草入れを携帯する人が増えると根付も広く普及していきました。みんなが持つようになると根付の装飾性も重要視されるようになります。
根付を専門で作る「根付師」という職業も生まれ職人同士で技を競い合いました。しかし洋装が普及すると、根付の需要も減少していきます。
国内で需要が減少した根付は美術工芸品として海外に流出し、外国からの評価が高まりました。

この作品の作者は堺北町出身で江戸中期から活躍したの鋳物師(鋳造工匠)の「唐物屋久兵衛」(からものやきゅうべえ)です。製品の金色と地紋の調子は舶来品かと思えるほどの出来栄えだと評価され、多くの鋳銅作品を手がけたことで知られていますが銘入りの作品が少ない名人です。意にそまないと本人が注文に応じなかったこともあり一徹な人間性が伝わります。
享保19年には堺市の菅原神社の吊燈籠を制作し楼門に「享保十九年唐物久兵衛作」の銘を入れた釣灯籠を残した巨匠です。

「唐物屋久兵衛」ならではの技と感性が見事に表現された作品です。時代や国境を感じさせないスタイリッシュな紋様が異彩を放っています。現代のおしゃれにも引けを取らない、昔の人達の楽しみ方が格好良くて胸を打たれます。
 

 

江戸中期作の古典根付をご紹介します!

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