愛されながら進化を続けるヒュージコートのおはなし

今回の【デザイナー’s Blog】は、『愛されながら進化を続けるヒュージコートのおはなし』です。 毎シーズン改良を重ね、進化を遂げてきたマスターピースのご紹介をしていきたいと思います。

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愛されながら進化を続けるヒュージコートのおはなし

編集日時: 2019/12/11 15:02

こんにちは。



デザイナーの武石です。



今回の【デザイナー’s Blog】は、『愛されながら進化を続けるヒュージコートのおはなし』です。



いよいよやって参りましたね、コートの季節。


私はもう病気かというほどの寒がりなので、真冬はちょっとノーセンキューなのですが
気温が下がり始める時期は、通常の体感温度をお備えの皆さまよりも「一足先に重ね着のチャンス到来」とばかりにテンションが上がります。


KHONOROGICAのコート類は、そんな重ね着好きの私が、皆さまに快適に楽しんで頂けることを考えて設計しております。


中でも、今回ご紹介するこちらは、2016年秋冬の発売から、毎シーズン改良を重ね、進化を遂げてきたマスターピースと言えます。

Coat : WATER PROOF NYLON HUGE COAT ¥61,000 +tax (KHAKI)
Jacket : TWEED SHAWL COLLAR JACKET ¥46,000 +tax (GRAY)
Shirt : TYPWRITER BASEBALL SHIRT ¥23,000 +tax (WHITE)

第一モデル発売当初から気に入ってくださり、お素材違いで何着もお持ちのお客様も何人かいらっしゃいます。


こうなると益々ファンを裏切ることが出来ませんし、さらに多くの方に新たな魅力を発見してもらおうじゃないかと、こちらも挑戦し続けるわけです。


そんな歴史を経て、今日は皆様にこの子の良さを存分に知って頂きたいという思いで筆をとっております。



ここ数年は暖冬または年末頃まであまり気温が下がらないという冬が多いですね。
その代わり、ひとたび気温が下がると3月いっぱいまではなかなか暖かくならない。


十分に防寒出来ながら、春先まで着られないといけません。
うわ、それは結構難しい。


このコート、端的に申し上げて


軽い
暖かい
水はじく


で、あります。


まず、当ブランドのコートはここ数年、ひたすら軽さを追究しています。


通常、これくらいのボリュームになると、コート自体が重くなります。
生地分量が多いので当たり前なのですが、服作りを担う者として、一消費者として、
『 暖かい=重い=疲れる』
という図式を、どうしても崩したかった。


こちらのコート、表地には風を通しにくく高密度で軽量ナイロンタフタ、内側には全面にフリースを配しています。
内臓物は保形のための最低限の芯地にとどめ、余計なものは一切排除してあります。




実は世の中にフリースの種類は様々あるのですが、薄手でも密度が高く、起毛がより細かいものを選ぶことによって、軽さと保温性を両立した製品が実現しました。


そして、この手触りが冬の幸福感をもたらすのに一役買っています。
素材そのものの機能も大事なのですが、人間の触覚ってすごく体感に影響するそうで、「肌触り」がもたらす効果は絶大なのです。


更にはこのナイロン素材、撥水加工が施されています。
撥水大好きです。私。


雨や雪をはじき、汚れを寄せ付けない。
日常使いするのにとても便利な機能だと思いませんか。


この機能があるだけで、出番が5倍くらい増えますよ、私の場合。
仕事柄、研究の意味も含め高級なカシミヤコートもスウェードムートンコートも持っています。
が、残念ながら登場回数で言えば撥水コートには到底敵いません。


ですから、着やすくてカッコ良くなければなりませんね、尚のこと。


デザインのお話をしましょうか。


2016年の第一モデル開発の時からコンセプトは変わっていません。
このコートはとにかく長く愛用してもらえる"不朽のコート"にしようと決めました。


シンプルだけれどカッティングに拘って完璧なシルエット、尚且つ着心地良く。



まず、たっぷりと生地を使って、身幅や袖幅を大きくとっています。
生地分量が多い分、変な所でもたつかない様、あらゆる部分でパターンを削ったりしています。
そこは企業秘密なので、是非体感してみて下さい。


袖は当ブランドの最大の特徴と言うべく、バナナスリーブ。



見て下さい、このカーブ!
バナナのようなカーブ、、そのままですね。


このカーブは人間の身体の造りや動きに沿ったものです。
私はファッションを勉強する前は工業デザインを学んでいたので、こういった人間工学を取り入れた造りを自動車や家具だけでなく、洋服に取り入れることにとても興味がありました。


このカーブをつけることによって、自然と腕の運動がしやすくなるのです。
ただし、この形を実現するには通常よりも生地をより大きく使うことになるので、ある意味非常に高級な仕様と言えます。


そして、ここまでカーブをつけながら縫うのは非常に難しく、立体パターンを理解した熟練の職人さんでないと、まず縫えません。
本当に、KICS DOCUMENT. の製品は「こういった職人さんたちに支えられて成り立っているんだ」とより一層実感させられる仕様です。


さて次はコートの顔とも言える、衿。
ダブルの合わせなので、やや大きめ、冬のコーディネートに負けない存在感を放っております。
外回りのカーブや角の丸みなど、何度も修正を重ねようやく完成形が出来たと思っています。




そして特筆すべきはこのフロントカット。
ボタン留めからまっすぐではなく、少し外側に斜めにラインが落ちているのが分かりますでしょうか。


どうしてフロントが斜めにカットされいるのでしょうか。


私の気まぐれやただのデザインではありません。


コートって、必ずしも前を閉じて着ることばかりではありませんよね。
前を開けてバサッと羽織った時にも、いかにカッコ良く見えるか、そこに拘っています。


前を開けた時、生地がほど良く後ろに逃げる様に設計しています。
こんな風に、中に着ているものが絶妙なバランスで覗くのです。




フロントの開き方で、中に着ているものが一番良いバランスで見えるにはどうしたら良いか、あれこれパターンを考えるのは至福の時間でした。


あとは見えない便利ポイント。
大容量の腰ポケットと、カードや携帯が丁度良く収まる内ポケットを付けました。



荷物多いのは嫌ではないですか。
休みの日なんかは特に身も心も軽快に行きたい。


スマホ、お財布、Suica、鍵くらいなら全て収まりますよ!
このポケットたちに!


しかしですね、大きな収納をフル稼動させれば 重くなりますよね。
余談ですけども、久々に買い替えたiPhoneの重いこと重いこと。あぁ。
折角コート軽いのによ。


最後にサイズに関してですが、このBlogで着用モデルは162cm、サイズは4を着用しています。
このように女性が4を着ると結構なオーバーサイズになりますが、私はそれを良いことにここぞとばかり中に着込んでいます。へへへ。
参考にしていただければ。




さて、いかがでしたでしょうか。


今回もつい熱が入ってしまい、長くなりました・・。
ここまで読んで下さった方、本当にありがとう。


この子のチャームポイントが伝わったなら良いけれど。
私が言うとストレート過ぎてアレですが、このコートは1着持っていて絶対に間違い無いですよ。



それではまた。


デザイナー
武石



愛されながら進化を続けるヒュージコートのおはなし

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