使い心地は抜群ながら、気難しく溶けやすい極上石鹸。最後まで紙のように薄くなるまで使い切る方法もご紹介

名前は同じ石鹸でも、私たちの工房で作るコールドプロセス石鹸は、いろんな意味で特別です。大きな工場で大量生産される、硬くて溶けにくい一般的なホットプロセス石鹸とは、はっきり言って似て非なるもの。今回は「気難しくて溶けやすい」そんな手間のかかる極上石鹸を、暮らしのなかで上手に素敵に使うアイデアをお伝えします。

by eavam

View

657

値段

¥ 1,700

在庫数

19

使い心地は抜群ながら、気難しく溶けやすい極上石鹸を、最後まで紙のように薄くなるまで使い切る方法

編集日時: 2017/05/19 21:45

eavamのコールドプロセス石鹸「adatepe 101」は、なぜミツロウで密封されているのかといえば、それはひとことで言えば「溶けやすい」からです。保湿成分をたっぷりと含んだeavamの石鹸は周囲の水気や空気中の水分を結びついて容易に溶けてしまうのです。

今回は、使い心地は抜群ながら気難しく溶けやすい極上石鹸「adatepe 101」(エクストラバージンオリーブソープ)をご紹介しつつ、これを最後まで、紙のように薄く、5バーツ玉のように小さくなるまで使い切る方法をご紹介します!

 

チェンマイはそろそろ雨季に入りました。それまでの暑く乾燥し、ジリジリと肌を焦がす灼熱の季節から、雨で空気が洗われて目に映る景色も溢れる緑も皆美しい待望の季節です(わたし的には)。

かくも美しく豊かな恵みを与える優しい潤いの雨季ですが、私たちの石鹸にとっては少しだけ悩ましい季節です。

 

「エクストラバージンオリーブオイル」だけで石鹸を作りたい

エクストラバージンオリーブソープ「adatepe 101」は、ミツロウでコーティングしたそのパッケージが目を引きますが、今回はその中身の魅力をお話します。

これは長年石鹸づくりをしてきた私たちにとっても特別な石鹸です。それはオリーブオイルだけで、それもトルコのエーゲ海沿岸で、自然農法で栽培された最上級のオリーブオイル「アダテペのエクストラバージンオリーブオイル」だけで石鹸を作りたい。という私たちの思いでした。

 

オリーブオイルの主成分は不飽和脂肪酸の一種オレイン酸です。オレイン酸は酸化しにくく品質が長く安定していることと、皮脂に似たしっとりとした手触りと、保湿効果が持続するのが特徴です。石鹸にすると泡立ちは控えめなのですが、汚れはしっかりと落としますし、それでいて肌の潤いは守りますから、保湿クリームや美容液を塗ったようなリッチな使いごこちが楽しめます。

こうしたオリーブオイル本来の性質を最大限備えながら、さらにこれが「エクストラバージン」オリーブオイルとなりますと、これまでにない贅沢な石鹸が生まれます。

非精製の一番搾り(エクストラバージン)のみに含まれる「微量成分」が多く含まれ、これがオイルの豊かな個性となります。具体的にはポリフェノール、ビタミンEなどの油溶性ビタミン類、芳香成分など、個性的な成分を数多く含んでいますから、新鮮な若葉のような爽やかな香りや、肌に潤いやハリを与える作用を与えます。

こうした最上級のオリーブオイルを、コールドプロセス製法で石鹸にしたのが、私たちのエクストラバージンオリーブソープ「adatepe 101」です。

 

コールドプロセス石鹸のこと

非加熱、非塩析で、ひと月あまりの時間をかけてゆっくり丁寧に作られるコールドプロセス石鹸は、洗浄という石鹸本来の働きはもちろん、新鮮な植物オイル本来の微量成分の効果や香り、そしてなにより、たっぷり含まれるグリセリンによる保湿効果が特徴です。

大きな工場で大量生産される、ホットプロセスの一般的な石鹸に含まれるグリセリン量は1%程度、多くて2〜3%ですが、私たちの作るコールドプロセス石鹸「adatepe 101」には7%強のグリセリン(保湿成分)が含まれています。

原材料としてのエクストラバージンオリーブオイルと、製法としてのコールドプロセスが生み出す、こうした特別な石鹸が、私たちの「adatepe 101」です。

 

もちろん私たちの石鹸の、清潔な潤いを与える効果は一年を通していつも頼もしいものですが、雨季は特に自らの保湿成分(たっぷり含んだグリセリン)によって柔らかくなってしまう可能性も生じる季節です。つまり石鹸の「世話」を怠ると豊潤な雨季の空気は石鹸の溶けやすさを増してしまいます。

日本もひと月ほどすると梅雨の季節に入ります。そこで今回はちょっとの工夫で、その悩みをいとも容易く解決する方法をご紹介できたらと思います。

これはコールドプロセス石鹸全般に応用できますので、参考になさってください。

 

まず一番大切なことは「ソープディッシュの選び方」です。なぜならソープディッシュも、その形によっては石鹸の溶けやすさを早めてしまうものがあるためです。

まず、コールドプロセス石鹸には合わないタイプを確認します。

 

その1)お皿の底に穴が空いているもの:

穴から石鹸に残った水はそこから落ちる仕組みですが、石鹸とお皿が接する面では、石鹸から水気が逃がせません。コールドプロセス石鹸ならずとも、溶けてお皿に石鹸が密着したり、穴がふさがって水切りができないケースがままあります。

これはホットプロセスで石鹸分の比率が高い、溶けにくく硬めの石鹸向きです。

 

その2)スポンジでできているタイプ:

水切りを良くすることがコールドプロセス石鹸を気持ち良く使い切る「きほん」ですから、水をたっぷり含んでしまうスポンジタイプのソープディッシュも残念ながらマッチしていません。

 

コールドプロセス石鹸を上手に保管する基本は、一にも二にも水気を素早く切って、外に飛ばすことです。この条件と、上に挙げたソープディッシュを比べると、なんとなくコールドプロセス石鹸に最適な条件が見えてこないでしょうか?

 

それは、

・ソープとお皿の接する面積が出来る限り小さいこと。

・水気をソープの周りに残さないこと。

つまり・・・

*ソープを、面よりも小さな線や点でソープを支える。

*素材は吸水性がないものが良い。

*極言すれば、限りなく宙に浮いたような状態にするのが最善。

という要素です。

 

限りなく宙に浮いたような・・・などと書くとまるで荒唐無稽ですが、とにかく浮かせられれば良いのです。

例えばステンレスのワイヤータイプの石鹸を浮かせるソープディッシュならば、その条件を満たせますし、入手も簡単です。

実際こうしたタイプのソープディッシュでadatepe101(エクストラバージンオリーブソープ)を綺麗に使い切っているお客様もいらっしゃいます。

 

そんな目であたりを見回すと、意外に身の回りにはソープディッシュに見立てられるものがたくさんありそうです。

 

例えば・・・

・ お猪口など小さな器

(あまり高さがないものがオススメ。器に「入れる」というよりも「載せる」という感じです。石鹸が小さくなってきたら器のサイズを変えましょう。ちょっとずらして載せて、器の中に湿気をためないようにするのがコツ)。画材店で売っている絵の具皿(仕切りのある梅皿)などもオススメです。

 

・クッキーの抜き型

(シンプルな形にすればクールになり、動物や星の形ならば小さな子にも楽しいしつらえになります。石鹸が大きなうちは縦置きにすると、より効果的です)

 

・バネやゼンマイ

(あまり小さなもの、繊細なものをソープにくっついてしまいますのでご注意を)

 

・珊瑚

( プーケットの海で拾ってきた珊瑚に載せていたことがあるのですが、大好きな服飾デザイナー、ヨーガン・レールさんがこの方法を提案していることを知った時にはとても嬉しくなりました)

ソープディッシュも便利でインテリアとして楽しいものですが、身近なお気に入りを見立ててみるのも、物を増やさずお気に入りのもので水回りをシンプルにまとめる方法ではないでしょうか。

 

 

 

使い心地は抜群ながら、気難しく溶けやすい極上石鹸を、最後まで紙のように薄くなるまで使い切る方法

このアイテムが気に入ったら
「いいね!」をしよう!

BASEの最新情報をお届けします