【和骨董】昔の油徳利が、花入れやキャンドルスタンドに変身

明治/大正時代頃の油徳利です。「油徳利」は江戸中期頃から庶民に重宝され、灯火用の油を保存するための容器として使われた便利グッズの一つ。愛らしいフォルムや色合いで、花入れやキャンドル立てとしても大活躍間違いなし。

by 人・モノ・暮らしをむすぶ骨董店《モノクラシィ》

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【和骨董】昔の油徳利が、花入れやキャンドルスタンドに変身

編集日時: 2019/06/11 16:40

人・モノ・暮らしをむすぶ骨董店「モノクラシィ」です。

モノクラシィでは、国や時代を問わず、暮らしの中に気軽に取り入れ楽しめるヴィンテージやアンティークの品々をご紹介していきます。「愛らしい」と感じるままに、手に取り、眺め、使いたい。そう思えるモノたちに出会える場所でありたいと思っています。


今回ご紹介するのは、[和骨董]苗代川焼の黒油徳利。明治以降のお品物ですが、正確な時代は分かりません。

「苗代川焼」がどこの地域にある窯なのかご存知でしょうか。実は鹿児島県の薩摩焼の一流派にあたるのです。薩摩焼は、苗代川焼・龍門司焼・竪野焼(磯お庭焼)の3つの流派に大きく分かれ、それぞれの地名が産地の名称とされてきました。なので、今回の品物は「黒薩摩油徳利」と呼ばれることもあるようです。


油徳利というのも、今では聞き慣れないと思いますが、お酒や醤油などをいれる徳利の形で、その名のとおり「油」を保存するために江戸時代の中期頃から庶民に使われ始めました。




このぽってりしたフォルムがすっぽり手に収まり、なんとも愛らしいのです。上の画像で感じていただけるように、黒に近い焦げ茶の色合いやしっとりと潤いある肌艶も、手にとると心地よく感じ、ずっと手の中に持っていたくなります。


油徳利の面白い部分は、その口と口の横にある小さな穴の部分。

江戸時代の頃、油はとても稀少で高価だったので、徳利から注いだ際に溢れたり垂れたりしても無駄にならないよう、口の周りに受け皿と小さな穴をつけ、また徳利に油が戻るように作られているのです。当時のアイデアグッズといえますね。




このお品物は油の匂いはほとんど残っていませんが、本来の油入れとして使うより、今であれば花やグリーンを飾る一輪挿しやキャンドルスタンドとして使うのがお勧めです。一合瓶程度の小振りで、テーブルに置いて楽しむにもちょうどいいサイズです。






和骨董ですが、実は初めて見たときにヨーロッパのオイル瓶かと見間違えてしまいました。和洋の垣根をさっと超えてしまうモノの力と魅力が感じられる一品です。
(持ち手部分に、にゅうが1カ所入っていますが、使用には問題ございません。)


【和骨董】昔の油徳利が、花入れやキャンドルスタンドに変身

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