嵐を追う男、ストーム・チェイサー青木豊さんによる夕日カレンダーと共に空を見上げてみよう

ストーム・チェイサー【夕陽カレンダー2016】をなぜ作ったのか、どう活用して欲しいのかについて書きました。

by yuibooks

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夕陽カレンダーに込めた思い、日本のストーム・チェイサーって?

編集日時: 2015/12/02 12:14
流行語大賞が発表されたりすると
今年も終わりかという焦りとも、やれやれというねぎらいとも
複雑な気持ちになります。

そんな中、急きょ「ストーム・チェイサー【夕陽カレンダー2016】明るいあしたへ」を作ることにしました。
そもそも「ストーム・チェイサーって何?」「ストーム・チェイサーって誰?」ということかと思います。


ストーム・チェイサーは、嵐(ストーム)など悪天候を追う(チェイス)ひとです。
本場はアメリカですが、
この活動を日本で2007年頃から始めたのが写真家の青木豊さんです。

青木さんが暮らしているのが、茨城県筑西市。
中心に下館という水運で栄えた町がありますが、
ほぼ一面真っ平らな水田地帯。
平成27年9月10に発生した「関東・東北豪雨」の被害は
この水田地帯と河岸など水運で栄えた市街地に発生しました。

弊社、結エディットは、平成27年3月に
青木豊さんの初めての写真集&自伝『ストーム・チェイサー-夢と嵐を追い求めて』を発行しました。
青木さんは・マスメディア、とくに平成26年のTBS系の「情熱大陸」で取り上げられ一躍注目されたりしました。
嵐を追い求め、どしゃ降りの雨の中、雷の何億ボルトもの力を直撃しないよう
気を遣いながら撮影する姿は多くの感動を呼びました。
書籍も、なぜ青木さんがストーム・チェイサーを目指したのかにポイントを合わせ一冊にまとめました。

しかし、本を出してからストーム・チェイサーの別の役割が見えてきました。
悪天候を追いかけるということは、悪天候が来ることを予知しなくてはなりません。
アーチクラウドと呼ぶ、なにやら怪しげな雲が近づいてきたら要注意とかね。
本を刊行後、「あっこの雲は本に載っていた!」と気付き
その雲に着目していると、5分で消えることあるし、
雷鳴が轟き、激しい雨が降って来たこともあります。
なるほど、ストーム・チェイサーとは、悪天候を予知するスペシャリストなのかと発見です。

そんな中、9月10日の豪雨がやってきました。
前日の夜の予報の雨雲レーダーは、
房総半島から東北にかけて縦に長い真っ赤かな雨雲の帯が延びていました。
こいつが来たら大変なことになると感じました。
実際、その通りとなりました。
10日はつくば市では午前中に雨のピークが過ぎました。
正午頃から、鬼怒川、渡良瀬川など水源地から集まった雨水であちこちで堤防を越える被害がネット上に出始め、
とうとう常総市で堤防が決壊しました。

まだ被害は完全に収まったわけではありません。
いまだに家の1階が使えなかったり、水田や畑が使えなかったり、道路が陥没したままです。
そんななかで不謹慎かも知れませんが、象について、他人任せにせず
ひとりひとりが身近に感じ、察知していれば、
もっと避難が早められたのではないかと感じます。
行政からの情報を待つのでなく、
空を見上げ、雲様子や風向きなどを肌で感じることで
危険を避けることができるのでは。
そんな思いがしてなりません。
そう感じることも、ストーム・チェイサーの青木豊さんと出会ったからです。

夕陽、とくに夕焼けは晴れのしるし。
一日の終わりであるとともに明日への希望がそこにあります。
カレンダーにはストーム・チェイサーからのワンコメントを入れました。
それは、ストーム・チェイサーといっしょに空を見上げて欲しいという思いです。
ひとりひとりが空で起きているドラマに気付き、
それを見続けることで、きっと異変に気付き、防災につながる。
もちろん、これは隠しテーマですが、そんな思いを込めています。

(結エディット 野末たく二)

夕陽カレンダーに込めた思い、日本のストーム・チェイサーって?

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