●伝統の包装材「経木」

経木とは、木を薄く削り乾燥させて作られる日本伝統の包装材のこと。
適度な湿度を保つ調湿性と通気性、抗菌性に優れ、腐敗を抑制し、食材の鮮度を保つことから様々な食材の包装に使われてきました。
「信州経木Shiki」は、信州伊那谷のアカマツを伐採して薄く削り、乾燥させて作られています。
身体にも環境にもやさしい「信州経木Shiki」を作ること、使うことが、豊かな森づくりにつながっていく。
森と暮らしの間を心地よく循環する、自然生まれの製品です。
●「経木」の使い方は様々
アカマツの経木の特徴は、通気性、抗菌性、調湿作用と、ふんわり香る木の心地よい香り。
木目の美しさは、自然のぬくもりそのものです。
暮らしの中の様々なシーンでお使いいただけます。
<敷く>

まな板代わりに:お肉や魚を切るときにまな板の上に敷けば、ドリップや匂い移りが防げます。
蒸し物に:せいろに敷いて蒸し物を。せいろを開ければ、ふわっとほのかな木の香り。
煮魚に:鍋底に経木を敷くと、少ない煮汁でも焦げ付きを防ぐことができます。そのまま経木ごと盛り付ければ、崩れることなく盛り付けもしやすいです。
落とし蓋に:経木は柔らかく、素材の形に添うので煮汁がよく回ります。
また、経木の軽さは、煮崩れを起こしやすい軟らかい食材にもピッタリです。
コンフィなどの料理にも:油で食材を煮込むコンフィなどに使えば、煮崩れを防いでくれます。
<包む>

おにぎりに:適度な湿度を保つ調湿効果のある経木で包めば、まるでおひつに入れていたかのようなごはんを楽しめます。ラップを使わず乾燥を防いでくれます。経木を水で湿らせてから包むと、お米がくっつきにくくなりますよ。
お弁当に:野菜や揚げ物の水分や油も程よく吸い取り、時間が経っても美味しい!おかずの仕切りとして使うのもおすすめです。食べ終わったら、燃えるゴミへ。キャンプでは、そのまま焚火の中へ。万が一、森に落としてきても土に還ります。
<保存する>

お肉や魚に:お肉や魚を包んで、冷凍・冷蔵保存すれば、ドリップを適度に吸って鮮度を保ってくれます。自然解凍させたい時も、結露やドリップを吸ってくれるので便利。
パンに:経木に包んだり、小さく切った経木をパンと一緒に入れるだけで、調湿してくれますよ。冷凍するときにも一緒に入れておくのがおすすめです!
<飾りに>

●2種類のサイズ展開


「信州経木Shiki」のサイズは2展開。
初めてお試しでお使いいただく際や、落し蓋として、ちょっとしたお皿代わりにはShortサイズ、
おにぎりやお肉を包んだり、まな板代わりにはLongサイズがおすすめです。