ストウブ点けて。こぎん刺しのブックカバー。

東北6県の職人さんがつくる日用品を紹介する「東北スタンダードマーケット」より、青森県弘前市の「こぎん刺し」のお話をお届けします。

by 東北スタンダードマーケット

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値段

¥ 2,750

在庫数

20 ~

ストウブ点けて。こぎん刺しのブックカバー。

編集日時: 2019/11/22 17:55

 

 

こんにちは。メガネクモルです。

今日から東北スタンダードマーケットのウラ話担当になりました。

職人さんの元を訪ねたときのお話や、工芸品にまつわる雑学のようなものをお伝えしていきます。

(ちなみに「メガネクモル」はもちろんペンネームですよ。冬になると喫茶店に入ることが多く、いつも眼鏡がホワ〜んと白くなってしまうので、友人にこのあだ名を付けられてしまいました)

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さてさて本題ですが、いよいよ東北は寒〜くなってきました。

こんな夜長にはストウブでも点けて、読書がイイでしょう。本の装丁を楽しみながら読むのもよいのですが、こぎん刺しのブックカバーを着せてあげると、より一層活字に集中できる気がします。何より手が冷たくならない気がしますしね。

こぎん刺しは、その模様が見た目にも”あったかみ”を感じさせます。それはなぜなのでしょう。実はもともと、野良着の防寒として生まれた技術がこぎん刺しなのです。

 

 

しばれる寒さが生み出した、美しい模様。

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その昔「綿」は「麻」より高価で、一般人の服は麻布で作られていました。津軽のしばれる風は、麻布を通り肌に刺さります。それを木綿の糸でバリアーしようと、津軽のお母さんたちが刺し子をし始めたのがこぎん刺しのルーツです。

やがて「あら、お宅の刺し子うちのよりキレイな模様なんじゃないの」という切磋琢磨が巻き起こり、様々な模様が生まれていきました。そのうち不思議なことに、刺し方にある”法則”が生まれていきます。それは「奇数の布目だけを刺す」こと。1マス目、3マス目、5マス目……とひとつ飛ばしに刺し子をしていくことで、幾何学的な模様になっていきました。

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刺し子自体は全世界にある技術ですが、この奇数目だけを刺すルールは、津軽のこぎん刺しのみ。なぜこんな風習が根付いたのかは諸説ありますが、一時期は、嫁入りのためのお見合い条件の一つとして、刺し子の向き・不向きを見られていたという逸話もあり、一定のルールの中で”競技化”したのかもしれませんね。おもて面はキレイな模様ですが、その分うら面はもこもこと糸がはびこるので、模様が細かければ細かいほど暖かったそうです。

ということで、もともとは防寒の機能美と、女同士の切磋琢磨から生まれたこぎん刺し。でもでも家が暖かくなった現代ですし、ストウブでもエアコンでも点けて、それでも手仕事を愛でる気持ちで、ぜひご愛用ください。オンラインショップでも買えます。全5色です。文庫本サイズしかございませんので、眠くなりそうな小説と合わせるのがオススメですよ。

 

 

ご購入はこちらから。

こぎん刺しブックカバー|東北スタンダードマーケット

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職人さんにインタビューしました。映像はこちら。

弘前こぎん研究所・インタビュー記事

 

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Text:megane kumoru

ストウブ点けて。こぎん刺しのブックカバー。

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