
■スタンプ樹脂作成手順
・パソコンでスタンプにするデザイン、画像を作成する
・作成した画像を<ペイントソフト>等で「白黒反転」させ、
さらに、「水平反転」させます。
この画像がネガとなります、インクジェット透明フィルムに印刷。
※スタンプ樹脂は光を浴びた部分(フィルム透明部)は硬化しスタンプの凸部をつくり
光をさえぎった部分(フィルム黒塗り部)は硬化せず凹部となります。
・ネガ画像印刷
【重要!!】★同じネガフィルムを2枚印刷して重ねて黒濃度を濃くします。
・樹脂にスプレーのりで貼りあわせ、不要部分を切り落とす
※黒く印刷された凹部(不要部分)はここで極力切り落とします。
樹脂に厚みがあるため、洗い出しに時間がかかります、
極力洗い出す部分を少なくすることで製版の失敗を防ぐ事ができます。
感光フレームにスタンプ樹脂をセットします。
直射日光に当て感光させます。(5分~7分)
※太陽光(紫外線)の強さにより若干、感光時間は左右されます。
長く光にあて過ぎた場合は、黒くプリントした部分、硬化させない部分も
硬化してしまい凹部が作れなくなる事があります。
また、天気の悪い日や夕方では、樹脂が硬化しない場合がありますので、
天気の良い日におこなって下さい。
・スタンプ樹脂洗い出し
感光させたスタンプ樹脂を水につけると、ネガフィルムの黒の部分
(光を当てていない部分)が白く変色します。
これは樹脂が硬化していない部分でスタンプの凹部になります。
ブラシでやさしく溶け出した樹脂を洗い出しします。
ブラシを下に置き、上からスタンプ樹脂を押し当てながら洗い出しします。
あわてず、ゆっくり未硬化樹脂を落としてください。
未硬化樹脂が落ち、洗い出しが終わったら、十分に乾燥させてください。
※樹脂が水分に長く浸かっていると、凸部もふやけたり、ゆがんだりします、
洗い出しはなるべく短時間で仕上げ、また、即ドライヤーで十分に水分を
飛ばして下さい。細い線を作る場合は特にこの工程の素早さがポイントとなります。
スタンプ印面凸部を完全硬化させる為に、再度太陽光で感光させます。
・アクリル湾曲の持ち手にセットする
付属の「水洗い繰り返し粘着シート」を使い、アクリルに貼付けます。
スタンプインクを付けスタンプします。
※ダンボール印刷に向き不向きのインクがあります、色々試して
用途に合うタイプのスタンプインクを見つけてください。
スタンプ位置を確認しながら、下側から「ゴロンっ」と押し当ててスタンプしていきます。
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