こんにちは。
結婚式の指輪交換の際に使うリングピローを専門に作っているアトリエです。
近年和装が見直され、神前式を挙げる人たちが増えています。
今回は春に向けて、優しい色合いの和風リングピローを紹介します。
当店定番の、縁起の良い末広がりの「扇」を模したリングピローです。
出典:富士屋ホテル
金襴で作ったリングピローは、神前式の指輪交換の儀の際に使っていただきます。
今回使ったのは、桜の花をメインモチーフに藤や格子をあしらった可愛いクリーム色の金襴です。
左右下の直線部分は、綿を詰めると中央が凹んで見えるので、少し外側に膨らませたパターンを使っています。
ご自身で作られる場合の参考にしていただけたら幸いです。
表布と裏布を縫い合わせる時に縁に縫い目があると、口を閉じた時に輪郭がいびつになるので、返し口(綿入れ口)は裏面の下方に取ります。
そして、閉じ口の上に、表と同じレースをのせて補強しておきます。
クッションの縁には、綿のクリーム色のスカラップスタイルのケミカルレースを飾り、両端に白木のウッドビーズを通したベージュのタッセルを飾りました。
指輪は、2箇所に付けた”とめ結び”の組紐の輪のところにかけていただきます。
現在、紅い金襴を使った同形の作品も販売しています。
その他、個性的なデザインの1点物の作品を多数揃えておりますのでよろしければご覧ください。
心よりお待ちしております。