天王山のふもと、京都・大山崎にあるコーヒー屋。あなたのその一言が、僕に自信をくれました

天王山のふもと、京都・大山崎から、選りすぐったシングルオリジンの高品質コーヒー豆を焙煎している『大山崎 COFFEE ROASTERS』さん。お店をやっていくにあたり、時には不安を感じることもあるそうです。そんなときのエピソードを書いてくれました。

by 大山崎 COFFEE ROASTERS

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あなたのその一言が、僕に自信をくれました

編集日時: 2015/03/27 14:28


こんにちは。大山崎 COFFEE ROASTERSの中村佳太です。

わたしたちは、京都府で一番小さなまち、大山崎町でコーヒー豆を焙煎しています。

コーヒー豆は、焙煎所を兼ねた店舗と、このネットショップで販売している他、京都を中心にマーケットイベントなどでも出張販売しています。


今回はブログへの初投稿ということで、あるエピソードからお店をやっていくことについて考えたことを書いてみたいと思います。




さて、突然ですがみなさん、不安になることってないですか?

このブログを読んでくださっている方の中には個人で作品づくりをされている方や、お店をされている方も多いのではないかと思います。

どちらかといえば楽観的な性格のわたしですが、お店をやっていると色々と不安になることがあります。

「新発売のコーヒー豆はみんなに喜んでもらえるだろうか。」

「常連のあの方にオススメしたコーヒーは、好みに合っていただろうか。」

などなど。考え出したら切りがないです。

でも一方で、そんな不安を吹き飛ばしてくれる嬉しい瞬間があります



あるとき、京都のマーケットイベントでコーヒーを淹れていたときのこと。

(大山崎 COFFEE ROASTERSはコーヒー豆の販売がメインですが、イベントではハンドドリップコーヒーも提供しています)


そのイベントは規模が大きく、その日も多くのお客さんで賑わっていました。

わたしたちはどんなにお客さんの多いイベントであっても、毎回注文を受けてからハンドドリップでコーヒーを淹れるので、お客さんが重なるとコーヒーをお出しするまでどうしてもお待ちいただくことになります。

そのときもお昼のあとの混雑する時間帯で、お渡しまでに20分近くお待たせする状態でした。わたしは黙々とコーヒーをドリップする中で、内心不安になってきました。

「こんなにお待たせしてしまって大丈夫だろうか。」

しかもいつもであれば「お好み」や「飲んだ感想」などについてお客さんと話をするのですが、そのときはお客さんとコミュニケーションを取れる状況ではなく、さらに不安は増してきます。

「コーヒーに満足してもらえているだろうか。」

そんなときです。かなりの時間お待たせした末にコーヒーを飲んでくださったひとりのお客さん(40, 50代の男性でした)が、わたしたちに向かって言いました。

「これだけのコーヒーを飲ませてくれるなら、待たせても大丈夫。慌てないでしっかりコーヒーを淹れてくれ。」

「ありがとうございます!」と答えながらわたしは少し泣きそうになっていました。



個人で活動したり、お店を運営したりするというのは、ある種、孤独なことかもしれません。

でも、わたしたちがお店を続けられているのなら、そこには必ずお客さんの存在があります。

直接の言葉だけではなく、SNSやメールでいただいたコメントに励まされ、元気づけられたことは一度や二度ではありません。

そんなお客さんの存在を大切にして、自分たちの生み出すものに自信を持って、これからもお店を続けていきたいと思います。

 

中村佳太


あなたのその一言が、僕に自信をくれました

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