自分が好きなことを貫き続けることで、他人のきっかけになりたい。ファンタジスタさくらだがピンクを愛する理由

2010年頃に大流行した「あやまんJAPAN」を覚えていますか?飲み会を「試合」と称し下ネタを交えた歌が大流行しました。それから数年、メンバーの一人だったファンタジスタさくらださんは現在1児の母であり、ブランド「sukoshifushigi(すこしふしぎ)」のクリエイターとなりました。好きなことを貫き続ける彼女にインタビューしました。

by BASE Mag. 公式

自分が好きなことを貫き続けることで、他人のきっかけになりたい。ファンタジスタさくらだがピンクを愛する理由

編集日時: 2017/02/13 15:02
2010年頃に大流行した「あやまんJAPAN」をご存知ですか?当時はテレビに引っ張りだこで下ネタを交えた独特な歌は飲み会でも大盛り上がりでした。
おっぱい担当としてあやまんJAPANに所属していたファンタジスタさくらださんは、2012年に結婚、その後妊娠を発表したことで戦力外通告を受け、脱退。そんな彼女が現在なにをしているかというと、クリエイターとして活動、アパレルブランドをもっているんです。今の活動についてお話を伺いました。

ーーものづくりを初めたのはいつから?

2013年の10月くらいからはじめました。きっかけはスマホケースを作りませんか?と誘われたことでした。ケースに描くキャラクターを作った時にそのキャラクターのぬいぐるみと世界観も作っていったんです。そこからものづくりが始まりケース以外にもつくるようになっていきました。
もともとお洋服が大好きで、「sukoshifushigi(すこしふしぎ)」というアパレルブランドを作ったのですが、最終的にはお家の中、生活に関わるもの全てをピンクにしたいと思っています。
ものにこだわりはなくて、車や家やビル、壁に至るまで全部ピンクにしたいんです。なので色んな人と一緒にピンクを作っていけたらいいなあと思っています。
 
ーー本当にピンクが好きなんですね。

幼稚園くらいの時はピンクが本当に好きでした。仲良しグループの中でもわたしはピンク!って言ってましたね(笑)。少し大きくなって中学生くらいの時はピンクから離れている時期もありました。セーラームーンに憧れていたのですが、中学二年になっても金髪は生えてこないし、足は短いままで、あんな中学二年生になれないって気がついて絶望しました(笑)それからコンプレックスもあって、あまりに女の子女の子しているものから離れている時期もあったんです。でも、またピンクばっかり身に集めるようになるんですけどね(笑)

ーー吹っ切れたきっかけはあったんでしょうか?

ただただ年齢を重ねるごとに、どうでも良いなぁと思えるようになったんです。「どうせ死ぬし」てすごくポジティブに頭の中でよく唱えていて、限られた時間、好きなことやろうって言う気持ちになるんです。
つい最近、古い友人にあって「子ども産んだのになんで髪ピンクなの!?」って言われて。それっておかしいことなんだっけ?逆になんで?ってなりました。後ろめたさとかそういう気持ちは一切なくて、単純に好きという気持ちを大事にしていたら、こうなってたという状況だったので、久しぶりにびっくりました。

ーー母になったのに、という謎の線引があったんですね。

友人がピンク好きかどうかは別として、母になって好きなことが出来なくなっているはずなのにピンクでいられることに対する引っ掛かりがあったんだと思います。
わたしがブランドを展開しているのは表現のひとつであって全員がピンクに染まる必要はもちろんなくて。わたし自身が一番好きなことをすることで、見ててくれる人達も自分が一番好きなことができる、きっかけになれたらいいなあと思ってます。
 
ーー旦那さんの反応はどうですか?

みんなそれぞれ理解してくれていると思います。旦那はずっと音楽をやっていて強いこだわりを持っている人なので、そこはわたしも理解しているつもりだし、そういう姿は尊敬しています。
最初は喧嘩したこともありました。今は彼もわたしがピンクにこだわることへの理解を示してくれています。
家具なんかもピンクに少しづつしているんですが想像を超えていたのか、別でお家用意したら?とは言われましたけど(笑)

ーーちなみに娘さんはどうなんでしょう?

娘にもピンクが好きになって欲しいとは思っていなくて、彼女にも好きなことを突き詰めてほしいと思っています。でもわたしも旦那さんもどうにかこちらに引き込みたい、とは思っていますね(笑)
この前ディズニーに行った時にドレスを着せてあげたくて、旦那さんと安いドレスと高いドレスどちらにするか少し揉めて、値段が全てではないけれどやっぱりちゃんとしたものを選んで本物のプリンセスになって欲しいから高い方を買って着せました。
旦那さんは音楽にはお金かけたいと思っている人で、リサイクルショップで買ったキーボードを娘にあげたら音程があっていなかったのか、翌週にはちゃんとしたものが用意されてました。
わたしも旦那もこれだけは譲れないっていうのも持っていて、すごく尊敬できるし、結婚した理由でもあります。どんな人でもすごく好きなものを持っていると思うんですよね。

ーー好きなことをしている時は楽しいですよね。

娘も好きなことをしている時は楽しく遊んでいるし、旦那も音楽している時は楽しそうだし、そういうときって機嫌がいいんですよね。わたしも出来ればずっと機嫌良く生きていきたくて、そんな事は無理なことも重々わかってるんですが(笑)
娘も私達から影響は受けるかもしれないけれど、娘にとってなにが一番大事にしたいことなのか軸があれば何でも応援したいと思います。

ーー「sukoshifushigi」ではどんな商品を作っているんですか?

ピンクの商品ももちろんあるんですが、みんなが使いたいものもイメージしながら作らないと売れないという現実にもぶつかっています。それでは好きなことを続けることは難しいですからね。ショップを引っ越したタイミングでブランドイメージも少し新しくなっているし尖ってきたかなと思います。
 
ーーこれは全てハンドメイドなんですか?

以前、ぬいぐるみを作っていた時は工場に発注をしたこともあったのですが、今はほぼハンドメイドで作っています。といっても、友人や母に協力してもらっているので私一人の力ではありません。
工場で作ってもらったものと自分で作ったものでは、その商品が持つオーラが違う気がするんですよね。納得いかないものをお客様にお届けすることはしたくないし、作った人の顔が見えると私自身が安心して商品を提供できます。
手作業なので在庫数をたくさん用意できないという課題もありますが、販売個数を十分用意してショップに並べるようにしています。
 
ーー今後新しい商品の販売予定はありますか?

いまはちょうど春に向けて、薄いニットを作ってます。今月来月中には販売を開始する予定です。
好きなブランドももちろんあるけど、自分の理想を見つけるのは難しいじゃないですか。「sukoshifushigi」ではそういうのが見つかるといいなあと思っています。



ーーピンクに強いこだわりを持つファンタジスタさくらださん。それぞれのこだわりを理解し合い自分の好きなことを突き詰める家族の絆はとても強く見えました。あやまんJAPAN在籍時から全員好きなことをやるべき!と考えていたファンタジスタさくらださんは、いま好きなことを続けている。

 
自分が好きなことを貫き続けることで、他人のきっかけになりたい。ファンタジスタさくらだがピンクを愛する理由

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