メインの飾り結びの他に、
垂れて揺れるもう一つ小ぶりな飾り結びをレイアウトする
華やかでロマンチックで
そしてちょっと非現実的な雰囲気を持ったカチュームのシリーズ
先週から新たにお出しし始めたのですけれども、
今回は、
紺(というほどでもないと思うの)に近いくらいに深い青の紐を使って
またひとつ、作りました
なるほど今回も確かに華やいだデザインではあるものの
やはりこの色で作るともう少し日常的にでも使えそうな
そんな、地に足のついた安心感が生まれます
これが面白いもので
白バックでカチューム単体を撮影すると結構華やかなのですが
着用イメージ写真が
ダークカラーの髪につけているから?
だから落ち着いて見えるの?
という向きも全くないわけではないと思いますが、
大半のこの印象の差は
「とは言え」
青という色の持つ大きな効能によるものなのではないかなと
nuta designは考えています
だって、
そもそも「赤」などの華やかな色合いを身につける時と
「青」のそれでは
まずつける我々の気構えが、違うでしょ?
「青」の持つクールな雰囲気、凛々しさというものは
高揚感よりは冷静さを
気持ちを落ち着けてことに臨みたいときに力を貸して欲しいもの。
または
クールさを装いたい、というときに手が伸びるものなのではないかなと
ねえ見て!ではなくて、
一歩引いたところから、涼しげに。
夏の物語の中では
高まる気持ちを見せたくないときもあるものだし
単純に、
「大人っぽくしたい」っていうのも、きっとその一つだと思うのですよ。
思い切り弾けて、視線を集めて主役になった夏の盛りの後、
しっとり落ち着き始めた晩夏のイメージでも、あるかもしれません。
夏といっても、いろいろありますよね。