1950年代から変わらない、ストックホルムのカフェで考えるa quiet dayなコミュニケーション

いいコミュニケーションとはなんなのかを特集したa quiet day Season3。この号にも特集したスウェーデンの首都ストックホルムにあるカフェKonditori Valandを例に、コミュニケーションの本質を考えてみたいと思います。

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a quiet dayなコミュニケーション

編集日時: 2017/08/16 14:25

 

A QUIET DAYの第一号の表紙にもなり、a quiet day Season3でもコラムとして取り上げたスウェーデンの首都ストックホルムにあるカフェKonditori Valand。 

1950年代から変わらぬ風景のあるこのカフェでコミュニケーションの本質について考えてみたいと思う。

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コーヒーが特別美味しい訳ではない。

名物のお菓子がある訳でもない。

であれば、空間にあったいい音楽が流れている。そんな訳でもない。

そこにあるのはガタがきている50年代のヴィンテージのテーブルとチェア。

そして窓からいい感じで差し込む陽射しだけ。

それもそのはず、1954年の開業から一切お店の内装に手をかけておらず、その当時のままの状態を保っている場所がここKonditori Valandなのだ。

では、この場所に相応わしい”Good Communication”はなんなのだろうか。


この静寂な空間だと誰かと大きな声で話をするのも少し憚れる。

だったら鞄からスマートフォンやPCを取り出し、インターネットの世界にアクセスして、メールを打ってすぐに世界中の人にコンタクトするのかといったら、なんとなくそんな所作も、この場には不釣り合いな気がしてならない。

きっとここでは、ヴィンテージのテープルのガタつきに注意しながら「万年筆で手紙」、なんかがお似合いなのだろう。

ペンを走らせると、そこにはいない手紙の相手の顔を思い浮かべながら過ごす時間が流れるだろう。

そう。ここにはいない誰かを考えてみる、想ってみる時間も大切なコミュニケーションの一つなのだと気づかせてくれる。

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タイムリーにコミュニケーションが取れることが、「よし」とされている世の中だけど

こんな風に相手の顔を想像しながら、その思いや時間を一枚の手紙に込めていくようなコミュニケーションを日頃から心がけていきたいものだ。

a quiet dayなコミュニケーション

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