遠赤外線の浮腫・むくみに対する効果

温熱療法によって、腫瘍特異的反応を含む免疫系を刺激することができるので、温熱療法を免疫療法と併用することで、免疫独で得られる臨床効果をより強化できるかもしれません。

by Medipark Far-infrared(遠赤外線)

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遠赤外線の浮腫・むくみに対する効果

編集日時: 2020/02/26 17:29


リンパ浮腫は、がんの治療部位に近い腕や脚などの皮膚の下に、リンパ管内に回収されなかった、リンパ液がたまってむくんだ状態です。リンパ浮腫は発症すると治りづらく、進行しやすいため、むくんだところが重くなる、関節が曲げづらくなるなど、生活にも影響することがあります。そのため、リンパ浮腫は予防することや、早く見つけて治療を受けることが大切です。リンパ浮腫は、乳がんや子宮がん、卵巣がん、前立腺がんなどでのリンパ節の切除や、放射線治療、一部の薬物療法などによって、リンパ液の流れが悪くなることで起こります。リンパ浮腫になったときには、スキンケアとリンパドレナージ(手で行う医療的なマッサージ)、弾性包帯や弾性着衣による圧迫療法、弾性着衣などで圧迫した状態での運動を組み合わせた治療を受けます。(参照元-国立がん研究センター がん情報サービス:https://ganjoho.jp/public/support/condition/lymphedema/ld01.html) 

  遠赤外線(FIR)照射による治療は温熱療法の一種でもあり、微小循環やリンパ周囲の流れを促進・改善することに加え、いくつかの利点があります。以前の日本国内における臨床研究でも既に同様の報告されていますが、FIR療法は、リンパ浮腫の有望な治療法として、治療後、四肢周囲の測定値の有意な減少が認められ、生活の質(QoL)の改善することが、最近、海外における臨床研究でも報告されています。

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 がん患者のリンパ浮腫が、生命予後と関係するかどうかについては、2011Sandiらのグループが、乳がん発症の6年後までのリンパ浮腫の発症頻度および関連する上半身の症状を調査するとともに、生命予後、すなわち全生存率(OS)に対する影響を調べています。その結果、リンパ浮腫が乳癌治療後の生存にも影響を与える可能性のあることが示唆されています。この研究は、少数例での臨床研究でもあり、結論付けできるものではありませんし、また、他のがん種における同様な研究調査が行われることも必要ですが、がん患者におけるリンパ浮腫の管理は非常に重要だと考えられます。



※カプラン・マイヤー曲線:生存時間解析のデータを曲線グラフにより可視化したもの

※生体(電気)インピーダンス法:組織の生物学的特性による電気伝導性の差異を利用して、身体構成を予測する方法

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 浮腫やむくみといった状態における有害な影響に対して、遠赤外線は身体機能と生活の質(QoL)を改善する可能性があり、さらに、リンパ浮腫に対して、単独でも有用な代替的療法である可能性と同時に、保存的または外科的なリンパ浮腫処置に対する少なくても安全な補助療法と見なしてもよいのではないかと思われます。


参考文献

Ahmed RL et al.: Lymphedema and quality of life in breast cancer survivors: the Iowa Women's Health Study.  J Clin Oncol. 2008 Dec 10;26(35):5689-96.

Hayes S. et al.: Prevalence and prognostic significance of secondary lymphedema following breast cancer.  Lymphat Res Biol. 2011.

Li K. et al.: Efficacy and safety of far infrared radiation in lymphedema treatment: clinical evaluation and laboratory analysis.  Lasers Med Sci. 2017 Apr;32(3):485-494.

Li K. et al.: Far infrared ray (FIR) therapy: An effective and oncological safe treatment modality for breast cancer related lymphedema.  J Photochem Photobiol B. 2017 Jul;172:95-101.



遠赤外線の浮腫・むくみに対する効果

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