新鮮すぎる!優しい持ち心地の革 「ノンクロムレザー」ってなんだろう

「優しい持ち心地」の鞄づくりの始まりには、環境と人体に配慮したノンクロムレザーとの出会いがありました。

by machizuki / 革製品

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新鮮すぎる!優しい持ち心地の革 「ノンクロムレザー」ってなんだろう

編集日時: 2019/10/20 11:32

「優しい持ち心地」というテーマで鞄づくりをするMachizuki/マチヅキ。その始まりは、ノンクロム製法の白く優しい手触りの革との出会いでした。


どんな素材なのか、ノンクロムとは何なのか、製造元である兵庫県の革工房ポルティラさんを訪ね、革職人さんにお話しを伺いました。



▼ これ、なんだろう?? 新鮮すぎて違和感を感じたノンクロム革との出会い

鞄のデザイン画から型紙を起こし、最初の鞄試作をする仕事をしていた私は、

デザイナーさんが選んだ様々な革と対面してきました。

「作品」と呼べるような革づくりの技術を詰め込んだものであったり、鞄の形とのバランスで仕上げを調整し、製品になったとき良いバランスになる職人さんの知恵を感じるものもありました。

 

2018年、立ち寄った素材の展示会で、鹿の角などと一緒に展示されていたのが、私達が主素材にしている、「ノンクロム」製法の革です。

自然な感じの革だなーと思いながら遠巻きに眺めていたのですが、

 

ん??

 

という感じでぐぐーっと引き付けられ、

サンプルを触りながら 「これなんですか??」と聞いていました。

 

「これが革本来の表情ですよ…ノンクロムで作ってます」

 

今まで触ったことのない優しすぎる柔らかさと、素朴でありながら圧倒的な白さ。

なんなんだろう…という衝撃から始まり、今日では、その魅力を最大限に活かせるように日々の製品を作るに至っています。


▼人に優しい革の作り方とエシカルな取り組み

革職人の倉田さんは10代から革づくりに携わってきた、職人歴数十年の大ベテランさん。革を作る作業のノウハウはもちろんのこと、どうやって革を作っていくか、どんな革にしていくかという化学変化の知識の宝庫!


このノンクロムレザー作りのきっかけは約10年程前、東南アジアの革製造が及ぼす環境汚染を改善したいという依頼を受け、新しい革づくりの方法開発に取り組み始めたのだそうです。

そしてまた、近年日本で害獣として駆除され、そのまま捨てられてしまう鹿の皮を素材として再利用しようという取り組みを続けていらっしゃいます。こういった取り組みはエシカルと呼ばれ、注目を集めています。

 

 


 古民家を改装したアトリエに試験タイコ(大きな洗濯槽のように水と革を混ぜながら加工する装置)が並んでいて、そこに若いスタッフと、また、街全体が革製造を産業としているため多くの工場が在り、作業内容に応じて技術を出し合って革を作っているのだそうです。

 

 

革は鞣し(なめし)という加工で、動物の皮から革になり、長く使える素材となります。

現在、流通している鞣し方の主流は2つ。汎用性の高い「クロム鞣し」と素朴感が根強い人気の「タンニン鞣し」です。

クロム鞣しは、クロムという化学薬品を用いた鞣し方で、柔らかく仕上がるのが特徴です。衣料品・家具・車のシート素材として広く使われています。また、表情が変化しないため、長期間きれいな状態で使い続けることができます。

 

一方、タンニン鞣しは、植物由来の渋の成分を利用した作り方で、近年「エイジング」というワードがよく聞かれます。最初は硬いため作れる製品は限られますが、使い込むほどに日焼けやオイルによって色合いに深みが増したり、使う人に馴染んでいく味わい深さがあります。

 

このクロム鞣しの場合、鞣した後の着色前の状態は、クロムの影響で必ずブルーになるので、白い革にするためには、表面に塗装加工が必要です。よって、キメや傷といった革本来の表情は塗料で隠され、均一に作られた表面になってしまうのだそうです。

 

今まで革の感触だと思っていたのは、実は塗料の膜だったのか…。革の匂いと思っていた匂いも、塗料や薬品の匂いだったのかと、衝撃を受けました。

そして、もっちりとした柔らかさも初めての心地でしたが、革そのものが芯から白い事が、革と出会ったとき なんなんだろう?と感じた、今まで見たことのない革の新鮮さだったことに改めて気づいたのです。

 

また、クロムが分解される際に六価クロムという発がん物質に変化するため、作業者への悪影響が懸念されるのだそうです。まだまだ、ファッションや利便性の裏側には、確率で見過ごされる汚染や人体への悪影響があるのだと知りました。

 


Machizuki/マチヅキでは、ノンクロムレザーに撥水加工をお願いし、デイリーにお使い頂ける製品づくりに取り組んでいます。

パスケースhttps://machizuki.handcrafted.jp/items/17412103

▼未来につながる、革ものづくりってなんだろう


革を扱う職人を志した頃は考えもしませんでしたが、現代テクノロジーの進化、新素材が続々と開発される中でもなお、革を使ったモノづくりを続けるのであれば、それは何故なのか?


「革は人にとって心地よさがある」


きっともともと生きていた革の感触がそうなんだと感じ、環境や人体に配慮し、更に、革本来の状態を作り上げているこの革が未来へとつながっているように感じています。



▼ノンクロムレザーの優しい持ち心地を実感してください!


Machizuki/マチヅキでは、このノンクロムレザーの魅力を最大限に活かす作り方を日々考えています。

男性にもお使いいただけるトートLを始め、すべての製品にノンクロムレザーを使用。白だけでなく、ダークグレーとブラウンもオリジナルに染めあげました。

他にはない優しい持ち心地を、ぜひご体感ください。

新鮮すぎる!優しい持ち心地の革 「ノンクロムレザー」ってなんだろう

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