早いもので今年も2か月が過ぎようとしています。
3月の声を聞くと、「背筋をぴんと伸ばして外を歩ける季節まであともう少しかな。」
という気持ちになります。
早く暖かい日差しの下を厚手のコートを脱いで歩き、おしゃれも楽しめるようになりたいですよね。
今回は、久しぶりに餅茶のご紹介をします。
餅茶の中でも大変珍しい形ですので、皆さまにもぜひ一度ご覧いただき、
そして味わっていただきたい一品です。
商品は、熟茶「下関鉄瓶T8663七子餅(2014年)」です。
商品の詳しいご紹介に入ります。
「鉄瓶ってどういうこと?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(茶葉表面) (茶葉裏面ー平ら)
上の写真でご覧の通り、裏面中央に窪みはなく、平らになっています。
そして、これは写真ではご覧いただけないのが大変残念なのですが、かなり厚みがあるのが特徴です。
では、どうしてこのような形になるのでしょうか?
それは厚い鉄板の型で固めたからなのです。
この特別な技術で成型された「下関鉄瓶T8663七子餅(2014年)」は、
独特の甘みと香りをもたらしてくれます。
一方、当店には「下関8663七子餅(2014年)」という餅茶もございまして、
こちらは裏面の中央に窪みがあります。(下の写真)
「T」が付くか付かないかで、このように形が違うというのも興味深いですよね。
(茶葉裏面ー中央に窪みあり)
さて、皆さまが気になるお値段の方ですが、
今回ご紹介の商品「下関鉄瓶T8663」は357gで、11,800円となっております。
「少し高いなあ~」と思う方もいらっしゃると思いますが、餅茶の中でも珍しい形ですので、
コレクションとしてもおすすめです。
①茶葉の特徴(茶葉5g)
黒色に茶色の茶葉が少し混ざっていて、全体的に細かいのが特徴です。
②飲み方について
・急須で淹れる場合は、一度に3g程度入れて150ml~180mlのマグカップで
3杯くらい飲めます。
この時、1煎目は茶葉のほこりなどを洗い流したり、茶葉を開かせたりするために
飲まずに捨てた方がよいでしょう。
・なべかやかんでまとめて淹れる場合は、4~5g程度入れて1.5Lくらい飲めます。
はじめに上記の量の水を沸騰させて、火を止めてから茶葉を入れて5分~10分ほど
(お好みに応じて)蒸らします。
飲む時には茶葉が広がるので茶こしを利用するか、茶葉を入れる際にお茶パックなどを
利用するとよいでしょう。
③味の特徴について
当店で人気の熟餅茶と比較してみますと、
・下関鉄瓶T8663(2014年)~下記の2つの餅茶と比べると色が少し濃いと感じますが、
苦みや渋みは全くなく、淹れた時の独特の香りと後味に甘みがあるのが特徴
・KQ92008(2008年)~すっきりとした味わいなので、食事ともあわせやすいのが特徴で、
プアール茶を初めて飲むというお客さまに特に人気の商品
・0081(2016年)~まろやかさと後味にやわらかな甘みがあるのが特徴
このようにして比べてみますと、
「下関鉄瓶T8663」は、淹れた時の香りからもちろん味まで楽しめる最高の熟茶と言えます。
④最後に
皆様のご来店、ネットでのご注文を心よりお待ちしております。
当店では「プアール茶」と呼んでいますが、「プーアル茶」または「プーアール茶」とおっしゃって、
お茶を探しに来られるお客さまもたくさんいらっしゃいます。(特にきまりはありません)
初めての方から、もちろんリピーターの方まで多くのお客さまに喜んでいただけますよう、
今回ご紹介した商品だけでなく、様々な商品を揃えております。