いよいよ梅雨に入りましたね。
ジメジメして薄暗くて、おしゃれする気もおきない・・・そんなときに、ふいにやってきた 『晴れの日』。
そんなときは、いつもと違うおしゃれはいかがでしょう?
さわやかでやさしげな、桜鼠色の紬の単衣に、さっぱりとしたグリーンが涼し気な、楓の模様の帯を合わせて。
単衣(裏地のない着物)は、袷(裏地のある着物)から夏の着物になる合間の、ほんの短い間に着る着物です。
基本的に、着物は季節を先取りするものですので、このように秋の花の柄が入っているものを着ることが、
おしゃれになります。
さらに、小物はひとつぶん季節を先取りしますので、このように真夏に締める帯を合わせると、涼しげな印象に。
じめじめとしたこの季節に、この帯を見ていると、さらさらと流れる風を感じます。
暑い暑い、蒸し暑い・・・とたまには言わずに、さわやかに着物でおしゃれしてみると、暑さも忘れてしまえる・・・・
かも・・・・? しれません(笑)