たまり醤油って?
私たちが日常でよく使われている醤油と呼んでいるものは「濃口醤油」と言われるもので、
実は醤油には様々な種類があるんです。
大きな違いは主に「原材料」と「熟成期間」で、濃口醤油は大豆と小麦が半分ずつ、小麦が使われているため、香ばしい香りがします。
一方、たまり醤油は大豆がほぼ100%で、旨味が強いのが特徴です。
そして、1年以上かけてゆっくりと熟成させるため、まろやかで濃厚な味になり、他の醤油より濃い色合いになります。

【山川醸造について】
岐阜県岐阜市にある、昔ながらの木桶でたまり醤油を作る醸造所。
全国で1,100軒ほどある醸造所の中で、昔ながらの木桶で醤油を作っているのは1%ほど。
木桶は微生物が住み着いており、それが良い醤油を作る秘訣。
代表の山川さんが醤油の香りが漂う蔵の中で、醤油についてたくさんお話をしてくれました。
たまり醤油は大豆のみが基本のため、グルテンフリーで世界でも人気が高まっているそうです。
【使い方】
たまり醤油は旨味成分が一般的な醤油の2倍ほど。
少量でもコクのあるお料理になります。
お刺身にかけたり、煮物やお味噌汁などのコクを出したいお料理にもおすすめです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー