ニードルパンチをする時、土台布を何に張るかはとても重要です。
刺繍枠でもいいのですが、毛糸を刺し終わったところはとても分厚くなっていますので、
刺繍枠では挟めなくなります。
大きめ作品を作る際は、刺繍枠ではなく、グリッパーストリップ付きのフレームが重宝します。
グリッパーストリップとは、金属でできた「ベルクロ」のようなもので、
布を傷つけることなく、しかし、しっかりとホールドします。
国内では販売されていませんので、HOWARD BRUSH(USA)社から輸入しています。
木枠を作って打ち付けてもいいですが、
枠のサイズに合わせてベルトを切る際、針を抜いてから切らないといけなかったり…
意外と手間がかかります。
皆さまからも「フレームから自作は面倒」とのお声をいただいておりましたので、
完成品をデザインいたしました。
いろいろ試作をしましたが、大きさ、重さ共に扱いやすい「脚なしタイプ」でご紹介です!
パイン材をペイントし、デコレーションして本体を作っています。
4角はL字金具で補強して、強度も十分です。
ニードルパンチのほか、フックドラグ、ロッカーフックドラグにもご使用いただけます。
土台布の張り方は「ニードルパンチの始め方」動画の始めの方でご説明しています。
窓はA4よりも一回り大きなサイズ、
ラグなどは、場所をずらしながら刺していきます。
使わない時は、壁などに立てかけてインテリアフレーム風に♡
ぜひ、ラグなどの大きめ作品も作ってみてくださいませね!