竜宮城の乙姫様のモデルとされる豊玉姫のおはなし。海の中のお城に住む玉のように可愛らしいトヨタマヒメ

宮崎県は西都市に伝わる神話。コノハナサクヤヒメが身の潔白を示すため、産屋に火を付けます。燃え上がる炎の中生まれた神の子、海幸彦と山幸彦が道具を交換すると、運命が動き出します。玉のように愛らしい、西都園芸のオリジナルコリウス・トヨタマヒメのお話です。

by hanazukin(花ずきん) 農家直送の花苗・シンビジュームの花束

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竜宮城の乙姫様のモデルとされる豊玉姫のおはなし。このはなロマン(R)コリウス・トヨタマヒメ

編集日時: 2016/03/01 12:40
神話のはじまりはじまり。

ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの間には3人の子供が産まれました。
海幸彦と真ん中の子と山幸彦でした。

ある日、山幸彦が言いました。
『この弓矢と、釣り針を交換してくれないか』

海幸彦は弟が目をキラキラとさせてそう言うものですから、
しぶしぶ『1日だけだぞ、ぜったいに失くすなよ』と了承しました。

………


『ちぇ、ぜんぜん釣れないじゃないか』
山幸彦が釣竿をブンっと振り回すと、ぷつんッと糸が切れ、
釣り針は海の底へと沈んでいってしまいました。

山から帰ってきたお兄さんの海幸彦はニコニコして、
『どうだい?自分の道具が一番良かったと思わないか?』と聞きます。

山幸彦は頷きました。

『ところで、俺の釣り針はどこだ?』
山幸彦は『釣れないもんだから、捨ててしまったんだ』と部が悪そうに
言いました。

『何だって?!もうお前は俺の弟じゃないからな!』
海幸彦はそれはもう、鬼のように怒りました。
弓矢をおいて、弟の方を振り返らず去っていきます。

『待ってくれよ、兄さん!』
山幸彦は、たった一つの釣り針くらいで、縁を切ると言われるとは
思いもよらず、あたふたあたふた。

海の方を見ると、波がざぶん!とこたえました。

『そうだ、探しにいこう。』

山幸彦は海へダイブ!
泳いだことがなかったので、体はどんどんどんどん沈んでいきました。

………


どれくらい沈んでいったことでしょう。
目覚めると山幸彦は、色鮮やかな宮殿の中にいました。

(ここは、海神ワダツミの家だな?針を見なかったか、聞かなくては。)

侍女がお水をもってやってきました。※海の中です。

『ワダツミを呼んでくれ。』
『…失礼ですが、あなた様はどちらのお方です?』

『俺は天照大神のひ孫、山幸彦というものだ』
『山幸彦さま?(山幸彦さまが何故海の中に?)何か証明できるものはありますか』

山幸彦が、ぺっと真珠を吐き出すと、器の底にくっついて取れなくなりました。

『これはこれは、すぐにお伝えにまいります。』

侍女が慌てて廊下を走ると、そこを通った乙姫様に
『大変なお方が来られました』と、器にくっついた真珠を見せました。

『ほほぅ、これは見事な。』乙姫様は、山幸彦の居る部屋を覗くなり、
ズッキューン!!なんと逞しい姿でしょう、と一目惚れ。

海神と山幸彦が、かくかくしかじか話す間も、乙姫様は
髪をとき、身なりを整え、いつ会っても可愛く映るように女の子になっていました。

その夜はどんちゃん騒ぎで、魚もタコも山幸彦をお出迎えしました。

………


起きてきた山幸彦に海神がこう言います。
『実は私には娘がおり、どうもあなた様に恋をしたようでして。』

『お~い』
恥ずかしそうに頬を赤く染め、乙姫様が入ってきました。
『娘の豊玉姫といいます。』

『はじめまして』
山幸彦も玉のように可愛いらしい豊玉姫に惚れられて、満更でもない様子です。

その夜も次も明くる日も、、、
どんちゃん騒ぎで時が過ぎ、兄の釣り針のことはすっかり忘れてしまいました。

………


あるとき、釣り針が刺さって弱っている鯛の話を聞きました。
『そうだ!兄さんの釣り針に違いない!帰らなくては。』

山幸彦が豊玉姫にこういうことだから、帰らなくてはならないと告げると
豊玉姫の目からは玉のようにポロポロと涙が溢れ…

『実はお腹に貴方のお子が』

豊玉姫がそう言うと、山幸彦は
『結婚しよう、俺と陸で暮らさないか』と言いました。

豊玉姫は静かに首を振りました。
『あなたのお子を生むために、陸に産屋をつくってください。
私が生むまでけっして中を覗いてはいけません。』

………


山幸彦は産屋を作ると、豊玉姫が中に入り、苦しそうな声が聞こえます。
山幸彦がそお~っと中をのぞくと、なんと!

”鋭い歯をもつ大きな鮫がのたうち回っているではありませんか!”

ぎゃあ!
山幸彦が豊玉姫を助けようと近くにあった棒を振りかざすと、
顔を真っ赤に染めた”鮫”は海に飛び込み、2度と戻りませんでした。

産屋には、赤ん坊。
元気な元気な男の子です。

『頼む、戻ってきてくれ、俺一人でどうしろというんだ…』
山幸彦が嘆き悲しんでいると、海から豊玉姫の妹、たまより姫があがってきました。

『姉はあなたのお子を生むために本当の姿にならなければなりませんでした。』

『あれがトヨタマヒメの本当の!』
『貴方にその姿を見られて、姉はもう貴方の前には顔を出せない、と
すっかりショックを受けています。私がその子を育て上げましょう。』

………


たまより姫は男の子を立派に育て上げ、その子はたまより姫の美しさに
恋をし、のちに二人は結婚しましたとさ。

めでたし、めでたし。


※諸説あります。

そんな可愛らしいトヨタマヒメが、コリウスになって現代に新登場♪
このはなロマン(R)コリウスシリーズは西都園芸のオリジナル品種です。



【コリウス・トヨタマヒメ】
小さな丸い葉先が個性的でカラフルなコリウス・トヨタマヒメ。
まるで、海の中のお城に住む玉のように可愛らしい豊玉姫のよう。

園主が全力で豊玉姫を再現した、コリウス・トヨタマヒメは
西都園芸の生花直送、hanazukinにて販売中です♪
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