じいちゃんばあちゃんの元気の秘密!発酵の力を借りた阿波晩茶って?

世界でも希少な、発酵食品の日本茶! 徳島県の宝物「阿波晩茶」をご紹介します。

by にほんちゃギャラリーおかむら

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じいちゃんばあちゃんの元気の秘密!発酵の力を借りた阿波晩茶

編集日時: 2018/07/17 10:29

こんにちは。にほんちゃギャラリーおかむらです。

 

日本茶にはとてもたくさんのバリエーションがあります。

そのなかでもとりわけユニークな存在で、しかもおいしくて体にもうれしいお茶をご紹介します。

 

 

徳島県 上勝町で生産されている「阿波晩茶」です。

このお茶は、一般的に流通しているお茶とは全く異なる時期と製法でつくられています。

 

 
 

上勝町の傾斜が強い山の斜面に、茶樹が植えられています。

農薬を長年使用せず、肥料は有機質のもののみを年に一度だけ。

 

斜面に作られた作業小屋に向かうと、生産者の畑中さんと、

茶摘みの応援に来た地域の皆さんが待っていてくれました。

 

 

写真中央、首にタオルを巻いたのが畑中さんです。

畑中さんはご高齢のお母さんから茶畑と小さな工場を引き継ぎ、伝統のお茶を守っています。

茶摘みから夜の製造現場まで、時間をご一緒しました。

 

 

お茶の樹が丸裸になるまで、茶葉を手でしごきとります。

急斜面にあるため体の使い方も工夫が必要で、何より炎天下だろうが雨だろうが、関係なく作業を行います。

この日は大雨でした。

 

 

丁寧に摘んだ茶葉は、夜に茹であげます。茹でたお茶はすぐに揉みこんでヨリをつけます。

 

 

茹でて揉んだ茶葉は、桶に漬け込みます。

 

この桶はなんと100年以上前の明治30年に作られたものを、補修しながら今でも使っているのですよ。

専用の靴で上にのり、桶内の空気をできるだけ押し出し、最後に数十キロの重石をのせて2週間から1か月ほど漬けます。

この間に乳酸菌による嫌気発酵が進み、独特の味わいと成分が作られていきます。

 

漬けた茶葉は晴れた日に天日干し。3日間ほど続けるそうで、もちろん雲行きが怪しいときは

急いで茶葉を取り込みます。畑中さんは、「どっちの方向から雲が来るかにより、雨があとどれくらいで

降るかがだいたいわかる。あっちの山からのときは、スグに降る!」と仰っていました。

今やアプリで天気予報を知ることの多い私たちには失われつつある感覚ではないでしょうか。

 

出来上がったお茶は、カフェインも低く赤ちゃんの水分補給にもばっちり。

やかんで煮出して飲んだり、急須で飲んだり、もちろん水出し冷茶も。どう使ってもおいしい万能茶です。

ほのかな酸味と甘みがあり、刺激は低く角がありません。日常のお茶としてぴったり。

 

阿波晩茶には抗アレルギー作用など様々な健康効果があることも明らかになりつつあり、

近年ではメディアで紹介されることも多くなってきています。

地域の皆さんがいつまでも快活で朗らかなのは、ひょっとするとこのお茶のお陰かもしれません。

 

でも、お茶はやっぱりおいしいからこそ、毎日でも飲めるものです。

阿波晩茶は担い手不足に悩んでいますが、当店はこれからも現地を何度も訪れて生産者の方々と

信頼関係をつくり、おいしいお茶をみなさんにお届けできるように取り組みたいと思います。

 

そして単に売るだけでなく、いついつまでもおいしいお茶が楽しめるように、

担い手になりうる人たちを探し、現地にお連れするような活動も少しずつ始めたいと考えています。

じいちゃんばあちゃんの元気の秘密!発酵の力を借りた阿波晩茶

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