ドレス屋になった理由 Vol.1

ドレス屋さんになった理由

by angelsrobe

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¥ 5,400

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ドレス屋になった理由 Vol.1

編集日時: 2019/05/23 11:48

子どもの頃からふりふりが大好きだった。





弟がいた為か、

父は私に青色や黄緑色のものを与えた。

自転車や、学習机の椅子。

なぜ女の子色にしてくれないんだろう。


この気持ちは消えることなく今も心の奥底にある。


母はとても堅実で地味で現実的な人だ。

着心地の良さと動きやすさ、

すなわち生地の伸縮性を何より重視していた。


なので私の着る服は子供らしくシンプルなもの。というカテゴリーから選ばれていた。

その服は普通に可愛いものだったのかもしれないが

私の「可愛い」の定義とは全く異なるものだった。


無慈悲にもフリルやリボンはわたしのたんすの引き出しには皆無だった。




憧れてやまなかったフリフリのものを初めて身に纏ったのは

親戚にいただいたおさがりのネグリジェだったw


ネグリジェ・・・!(今の人にわかるだろうか)


それでも

ピンクベージュの無地のつるつるとしたたっぷりの布、

大きなギャザーとフリルは

私を狂喜乱舞させ、ただそれを着てひたすら揺れたり廻ったりしていた。


ドレスを着る機会などない昭和の40年代半ば。


女の子色、すなわちピンクと

ふりふりと

そしてリボンに飢えた子どもは


リボンを頭に結び

フリフリの服を着た大人になった。



ドレス屋になった理由 Vol.1

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