和歌山県田辺市にてオーダーシューズ、レザーアイテムを制作するブランド tomorka(トモーカ)と申します。
みなさま、おうち時間はいかがお過ごしでしょうか?
ご自宅に居る時間が増え、そのような毎日をもう一ヶ月以上過ごされているという方も多いかと思います。
今回は、実際にデザイナー自身も愛用しており、ブランドテーマである「日常すること 旅すること 憩うこと」を表した ヌメ革のブックカバーをご紹介させていただきます。
読書が楽しくなるような、そしてこれからもずっとご愛用できるアイテムです。

文庫本サイズになります。
まずは使用している革のご説明から。

約1mm厚の植物タンニンで鞣されたステアレザーを使用しております。
・ステアレザー→キメが均一で耐久性のある、食用のために生後3ヶ月から6ヶ月の間に去勢され生後2年を経過した雄牛の革。
革の厚みは、強度を保ちながらも、より柔らかく手に馴染みやすい約1mm厚に調整したものを採用しております。
また、天然の植物タンニンのみで鞣された 通称”ヌメ革” は、使うほどに味わい深い革へと経年変化します。
ヌメ革の経年変化がよくわかる、こちらの画像をご覧ください。


画像にある上のものが制作したばかりのもので、下がデザイナーが約6ヶ月間使用したものです。
このようにヌメ革は、油分や紫外線を吸収する事で、表面の色艶が増し味わい深い飴色へと経年変化します。

全体のデザインの邪魔をしないシンプルなブランドロゴの焼印が内側に入っています。
文庫本サイズで、約1.0~2.0cm厚の本が適しています。
ページ数で言うと、約280~560ページです。
幅広い厚みに対応していますね。
そして、もうひとつ。

同じヌメ革でつくった ”しおり” も付いています。
こちらもブックカバー本体と共に、経年変化をお楽しみいただけます。

