こんにちは。
和歌山県田辺市のシューズブランド tomorka(トモーカ)と申します。
当ブランドは、全アイテムをデザイナー一人の手で制作しており、
シューズ以外のレザーアイテムも多数ございます。
今回、 手仕事でしか生み出せないレザーベルト を制作いたしましたのでご紹介させてください。
ご紹介するアイテムはこちらになります。

「Rajasthan Belt」
Rajasthanとはインドの砂漠地帯ラジャスタン州の事で、
デザイナーが昔訪れたラジャスタン州の街、ジョードプルやジャイサルメールという砂漠のオアシスをイメージしました。
また、長く愛用していただけるよう「ほんの少しの存在感と幅広いスタイルに使えるもの」を念頭に置き制作しました。
洗いをかけた天然鞣し革と真鍮製バックルを組み合わせたベルト。
詳しい仕様についてご説明させていただきます。
‣革について
一般的なレザーベルトに使用されている革の厚みは約3.0~4.0mmが多い中、
今回約2.0mmと比較的薄い革を選びました。
使用している革は、日本有数の革の産地、兵庫・姫路のタンナーにて植物タンニンで丁寧に鞣されたステアレザー。
ステアレザーとは、食用のために生後3ヶ月から6ヶ月の間に去勢され生後2年を経過した雄牛の革の事で、
特徴として「耐久性がある」「繊維のキメが均一である」など、牛革の中では強度のある革です。
そのため、もちろん厚みがあるほど丈夫ではありますが、
約2.0mmという厚みでも丁寧に鞣されたステアレザーであるためベルト革として使用できるというわけです。
また、一般的な厚みより薄い革を使用する事で、
ベルト革に必要な強度は保ちつつも、使い込むほどに柔らかな手触りと動きを表現する事が出来ます。

そして、"手仕事でしか生み出せないレザーベルト"の一番の特徴は、洗い加工です。
裁断したベルト革をひとつひとつ水に通し、手作業で揉みほぐし、乾燥させます。
それにより生まれるシワ感と滑らかな質感は、
手仕事でしか表現出来ない、硬すぎない落ち着いた佇まいを生み出します。
‣バックルについて
バックルには真鍮製のローラーバックルを使用しています。
ベルトを通す際の滑りが良いローラーバックルと、革と共に味わい深い表情へと経年変化する真鍮素材。
機能性と美観性を持ち合わせた真鍮製のローラーバックルと洗いをかけた天然鞣し革の相性はとても良いです。

このような特徴を持った素材を組み合わせたレザーベルトになります。
カラーは Brown と Black の2タイプ。

Brown

Black
次に着用画像になります。

Brown

Black
サイズは4サイズになります。
size1→全長96.5cm/ベルトホール51~73.5cm
size2→全長103.5cm/ベルトホール62~84.5cm
size3→全長110.5cm/ベルトホール73~95.5cm
size4→全長117.5cm/ベルトホール84~106.5cm
※全長は、バックルを除いた長さです。
また、一点一点革に洗いをかけているため、全長、幅、ベルトホールの位置に数ミリの誤差はございます。

ベルトホールは、2.5cm間隔で計10か所になります。
ベルトホールが10か所ある分長さ調節の幅が広いので、ジャストサイズはもちろん、
1サイズ大きいものを選んで長く垂らしてみたりと様々な長さでお楽しみいただけます。
ベルトホール一つ一つに0から9までナンバリングされているのも、デザインのアクセントになります。
また、2.4cmのベルト幅は、メンズレディース問わずデニムやチノ、スラックスなど幅広いスタイルに活躍します。
"手仕事でしか生み出せないレザーベルト" いかがでしたか?
ほんの少しの存在感と幅広いスタイルに使えるベルトをお探しの方やそういったアイテムがお好きな方におすすめします。
贈り物にもおすすめですね。
それではみなさま、大変な日々が続きますが、気をつけながら楽しみながら一緒にがんばりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
tomorka