どこかに遠くに行きたい!
昨年から続くコロナ自粛により、旅行に行く機会が奪われ、
青い空と青い海が恋しい…
そんな方に、ぜひおすすめしたいのが、
沖縄の青い空の下で、伸び伸びと描かれた鳥シリーズのお皿です。

沖縄の方言で、「焼きもの」のことを「やちむん」と呼びます。
TVなどでもたびたび紹介されるようになりましたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
やちむんの里がある沖縄県読谷村には、60以上ものやちむんの窯元さんが村のあちこちに点在しています。
その中のひとつ、拓美窯さんは、職人歴30年以上の比嘉 拓美さんがお一人で作陶される窯元さんです。
拓美さんが作る「白い鳥」のやちむんは、通常陶芸ではあまり使用しない「平筆」を使い、鳥ではなく、背景を染めることにより、パッと、鳥が浮き出てくる描き方をされています。
まずは、 ↓ 鳥の誕生シーンをご覧くださいませ。
拓美さんによると、最初の1羽は、こんな形にしようとイメージして描かれるそうですが、2羽目以降については、スペースを見ながら、まさに筆にまかせて染めていくようなイメージだそうです。
だからこそ、全部の鳥が両羽を大きく羽ばたいている姿にはならず、少し傾いていたり、横からのショットになったり。お皿1枚1枚ごとに、構図も1羽ずつの姿形もバラバラ。でも、だからこそ、そこがとても魅力的で愛おしい。
「例えば、空を3羽の鳥が飛んでいるとして、どこから見るかによって、鳥の羽の伸び方って、異なるでしょ。真上から見たとしても、全羽が完全にシンクロして、両方の羽を伸ばし切って飛んでいることなんて、自然界では滅多にないはずで。少し右肩下がりに傾いて飛ぶ鳥がいたり、頭を下に向けていたり。このお皿の鳥たちも、そんな風に、手に取った方に想像しながら見てもらえると、楽しいんじゃないかなあと思っているんだけどね。」
人それぞれ、その日の気分によっても、きっと、鳥たちの見え方は異なるはずで。
使うたびに、楽しくて、ワクワクできるお皿。そのうち、愛着がわいて、鳥に名前とかつけちゃいそうです…
お皿以外にも、マグカップやご飯茶碗など入荷いたしましので、ぜひ併せてご覧くださいませ。